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  • 執筆者の写真佑介 林 

外国人材の出身地で優秀な人材が多い国は存在するのか?

どこの国の実習生が良いの? よい人材が多いのはどこの国? 外国人材の紹介をしていると多くの人から聞かれる質問があります。 ※本記事は人種差別や人の可能性を決めつけるといった意図は一切ありません。個人の見解をもとにの情報をまとめています。

どこの国の研修生、技能実習生がいいの? まじめでよく働く人材がたくさんいる国はどこ?

優秀な人材が多いのはどこ?

本当によく聞かれる質問です。ハラスメントや差別に対する人々の意識が変わってきたといっても、まだこのような質問は多いです。 そんな時に私の頭の中には福沢諭吉翁があらわれます。 『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』 以下は私の実体験として、 さまざまな国から日本にきている外国人材と触れ合った経験から超パーソナルな個人的な感想を伝えます。 まず良い人材の定義として、企業から求められる業務遂行能力を持っている人材がよい人材とします。 業種、業界によって求められる仕事に必要な能力はさまざまですが、、、

素早い動き、正確さ

どんな仕事にも求められて重宝される能力がスピード、正確さそして素早さだと思います。 機敏な動きや迅速な対応はそれだけで価値になります。 私の偏った印象では、赤道よりも離れている国の外国人材が素早く動く適性を持っている印象です。 なぜか不思議なのですが、中国人やベトナム人の方については素早くて正確な動作ができる人材が多い印象があります。

中国やベトナムの中でも出身地によって特徴は違う!?

中国でも北方の大連や寒い地域の出身者は体つきもがっしりしていてよく働くと聞く機会が多かったです。 ベトナムでも、やはり北のハノイ周辺の出身者の方が同じベトナム人材の中でも素早く動ける印象があります。 過去にカンボジア送出し機関の運営にたずさわっていたときに、 いろいろな監理団体のスタッフの方々や理事役員の方々と話し合う機会がありました。 カンボジア人材の売り込みが目的で、現状の人材に対する評価や課題をヒアリングしていたのですが、なぜか会う人、会う人、 外国人材の出身地、育った環境や気候を例にあげて各国の人材の適性判断をしていました。 春夏秋冬がある国や、過酷な環境からやってきた外国人材は強くて働き者と評価している人が多かったです。 理由としては、寒い国の人間は、あたたかい時期に種をまいて作物を収穫して長い冬に備える。 働ける期間が限られているから時間を区切って短期間に集中して働く習慣がある。限られた時間の中で成果をつくらないといけないからスピードが身につく。 逆に暖かい国からやってくる外国人材は、ゆったりとしていて穏やかな人材が多い。 笑顔が多くて陽気でおおらかな性格の人材が多いけど、仕事や作業もおおらかでゆったりしている傾向が高い。 理由としては、温暖な気候のなかで生きていくために食べる作物を育てるのは、それほど難しくないから。 1年を通して常夏、気温の変化がおおきくなく素早くやる必要がない。と考えてる人が多かったです。

出身地に見られる人材の特徴はDNAや遺伝的な要因よりも環境

氏より育ち 日本にむかしからある言葉で、氏より育ちという言葉があります。 家柄や身分よりも、育った環境やしつけのほうが人間形成に強い影響を与えるという意味です。 生物は生まれ育った環境により身につける能力が変わります。 チャールズ・ダーウィンの進化論にもあるように、生物は環境に適応して変化していきます。 出身地のちがいによる人材の能力のちがいについて科学的な裏付けとして著名な論文や実験結果を探してみましたが発見できませんでした。 しかし、私の経験として、外国人材にかかわる多くの方とお話する機会があった中で、多くの方が出身地の違いによる人材の特徴の違いがあることを哲学として持っていたのは印象的でした。 私は承認欲求が強く、他人に強く認められたいという想いを世の男子並みに持っています。 なので昔から成功したビジネスマンや、歴史上の偉人、人並外れた結果をだしているスポーツ選手の伝記やビジネスマンや成功者の成功秘話などをよく読みます。 並外れた結果を残す人に共通していることは、逆境や過酷な環境をのりこえている共通点があるように思います。貧乏で苦労した経験や食べ物もろくに取れなかった現実を変えるために起こした行動が習慣化していったように感じます。 もちろん両親が裕福で、経済的にも恵まれた環境から成功している人もいます。 そのような人々を見てみても両親が育ててくれた環境が大きく起因しているように思います。やはり環境が人をつくる要因は大きいように考えられます。

まじめでよく働く外国人材は、どこの国なのか?

この質問については、どこの国の出身者でも一定数の人材は、まじめによく働くように思います。 素早く対応できる、機敏な動きをする人材は、どこの国なのか? 個人的な見解では、中国やベトナムの人材が素早く動ける印象があります。 ベトナムの中でも北のハノイ周辺の人材の方がテキパキ仕事をする印象が強いです。

逆にあたたかい国や地域の出身者はどうなのか?

私が以前によく通っていたカンボジアは温かい国です。むしろ年中が暑いです。 あたたかい国の人材は、やはりゆったりのんびりしている印象です。素早い動きや機敏さは全体的に見ると、それほど、、、といった印象です。

陽気で明るい性格が多い

仕事に求められる能力に陽気で明るい性格が必要かどうか意見が分かれるところですが、 あたたかい国の出身者に見られることに陽気な性格があげられます。特に笑顔が良い人材が多いです。 業務遂行能力は間違いなく正確さ素早さが求められます。製造業や時間との勝負の仕事には欠かせない能力です。

人間関係や職場の雰囲気を重視する環境では活きる

明るい性格や陽気な雰囲気は職場の雰囲気を明るくします。なかなか明るい性格を持っている人材の影響や効果を数値化して説明するのは難しいですが、 職場の人間関係の雰囲気や空気感を重視する会社では生き生きと活躍できると思います。私自身も温かい国の外国人材と長らく一緒に働いていた経験から断言できます。

どこの国の人材が優秀なのか?

この質問に対する答えは、外国人材に求めるモノによって変わってきます。 出身地による特徴の違いを理解して採用を進めると失敗を避けられると思います。

優秀な外国人材を確保できるのは今がラストチャンス?

質の良い外国人材が日本に働きに来る理由は、母国で稼げる給料と日本で稼げる給料の賃金格差が最も大きな要因です。 優秀な人材を多く輩出する国は、それだけ早く経済発展をします。経済発展をする国では働いている人材の給料も上昇していきます。 母国での給料が上昇すると日本で稼げる給料との賃金格差は、どんどん減っていきます。賃金格差が縮まれば縮まるほど優秀な外国人材は日本に来なくなります。 人口が増加している国は、若者が多く高齢者がすくなく経済発展するスピードが速いです。逆に日本のように人口減少している国は、経済発展が停滞します。 日本との賃金格差があるうちは優秀な外国人材が採用できます。優秀な外国人材を採用できるうちに、外国人材の採用実績をつくっておけると自社の強みになります。 外国人材の採用も、日本人と同じように縁故採用は強力だからです。優秀な人材の周りは優秀な人材がいます。良い人材の周りには似た人材がいます。 今のうちに良い外国人材を採用して確保されることをおススメします。

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